2010年12月7日火曜日
「捨てる」という霊性―聖フランチェスコと一遍上人
フランチェスコと一遍のこの世における願いは、すべての被造物全体、森羅万象が神や仏を称え、差米なく救われる幸福を現世においても、来世においても得ることであった。そのために「平和の挨拶」と福音を伝え、また、「南無阿弥陀仏」の念仏勧進によって救われた歓びを確実にしようとした。何ももたず、何も欲さず、ただひたすら捨てることで導かれたよろこびと安らぎの境地。
■ 著者紹介
家田足穂(いえだ・たるほ):1932年生まれ。上智大学文学部史学科卒業。同大学大学院西洋文化研究科修了(文学修士)。2002年まで南山短期大学教授(キリスト教文化史・比較思想)、05年まで同短期大学非常勤講師(ヨーロッパ芸術論・比較思想)。
■ 書籍概要
著者 | 家田足穂 | |
価格 | 1,575円(税込) | |
出版社 | オリエンス宗教研究所 | |
発売日 | 2010年12月10日 | |
ページ | 196 | |
サイズ | - | |
ISBN-10 | 4872320727 | |
ISBN-13 | 978-4872320725 |
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