2010年9月28日火曜日
キリストの勝利(上)―ローマ人の物語38
紀元337年、大帝コンスタンティヌスがついに没する。死後は帝国を五分し、三人の息子と二人の甥に分割統治させると公表していた。だがすぐさま甥たちが粛清され、息子たちも内戦に突入する。最後に一人残り、大帝のキリスト教振興の遺志を引き継いだのは、次男コンスタンティウス。そして副帝として登場したのが、後に背教者と呼ばれる、ユリアヌスであった。
■ 著者紹介
塩野七生(しおの・ななみ):1937年東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により70年度毎日出版文化賞を受賞。82年『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年菊池寛賞、92年よりローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくみ2006年完結。
■ 書籍概要
著者 | 塩野七生 | |
価格 | 420円(税込) | |
出版社 | 新潮社 | |
発売日 | 2010年8月28日 | |
ページ | 209ページ | |
サイズ | 15 x 10.6 x 1.2 cm | |
ISBN-10 | 4101181888 | |
ISBN-13 | 978-4101181882 |
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