2010年10月13日水曜日
グノーシス主義の思想―“父”というフィクション
伝統や権威に反逆するもうひとつの“知”のかたちとして、心理学者ユングやポストモダンの思想家など、多くの知識人を魅了してきたグノーシス主義。しかし彼らの理解は、おのれの空想や独善を仮託した蜃気楼にすぎなかった。虚妄の解釈を排して、歴史の流れを大胆につかみ、テキストを細心に読み解くとき、“父なる神”の真の姿を求めて進化したグノーシス主義の発展と崩壊の軌跡がはじめて明らかになる。
■ 著者紹介
大田俊寛(おおた・としひろ):1974年生まれ。専攻は宗教学。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。現在、埼玉大学非常勤講師。
■ 書籍概要
著者 | 大田俊寛 | |
価格 | 2,625円(税込) | |
出版社 | 春秋社 | |
発売日 | 2009年11月 | |
ページ | 280 | |
サイズ | 19.4 x 13.6 x 2.6 cm | |
ISBN-10 | 4393332989 | |
ISBN-13 | 978-4393332986 |
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