2010年10月13日水曜日
ブーバーとショーレム ユダヤの思想とその運命
世紀転換期ドイツ知識社会の動乱の中から姿を現したユダヤ教科学、その第二世代であるブーバーとショーレムの関係を軸として、「ユダヤ的なるもの」がたどった大戦後への思想的な軌跡を描く。二人の思想の同調と反発には、伝統と近代、民族と国家をめぐる逆説が集約的に現れていた。パレスチナ問題に流れ込むユダヤ思想の内なる断層とは。
■ 著者紹介
上山安敏(うえやま・やすとし):1925年生まれ。専攻、西洋法制史・法哲学。49年11月シベリアより復員帰国。53年京都大学法学部卒業。現在、京都大学名誉教授。
■ 書籍概要
著者 | 上山安敏 | |
価格 | 4,200円(税込) | |
出版社 | 岩波書店 | |
発売日 | 2009年11月27日 | |
ページ | 429 | |
サイズ | 18.8 x 14 x 4 cm | |
ISBN-10 | 4000246526 | |
ISBN-13 | 978-4000246521 |
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