2010年9月28日火曜日
キリストの勝利(下)―ローマ人の物語40
ユリアヌスは数々の改革を実行したが、その生涯は短く終わる。政策の多くが後継の皇帝たちから無効とされ、ローマのキリスト教科は一層進んだ。そして皇帝テオドシウスがキリスト教を国教と定めるに至り、キリスト教の覇権は決定的となる。ついにローマ帝国はキリスト教に呑み込まれたのだ。この大逆転の背後には、権謀術数に長けたミラノ大司教、アンブロシウスの存在があった。
■ 著者紹介
塩野七生(しおの・ななみ):1937年東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により70年度毎日出版文化賞を受賞。82年『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年菊池寛賞、92年よりローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくみ2006年完結。
■ 書籍概要
著者 | 塩野七生 | |
価格 | 380円(税込) | |
出版社 | 新潮社 | |
発売日 | 2010年8月28日 | |
ページ | 151ページ | |
サイズ | 14.8 x 10.4 x 1 cm | |
ISBN-10 | 410118190X | |
ISBN-13 | 978-4101181905 |
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