2010年9月30日木曜日
続・泥流地帯(新潮文庫)
突然爆発した十勝岳の泥流は開拓部落に襲いかかり、一瞬にして、家族の命を奪い、田畠を石河原に変えた。地獄と化した泥流の地から離散していく人々もいるなかで、拓一・耕作兄弟は、祖父・父の苦労の沁み込んだ土地を、もう一度稲の実る美田にしたいと、再び鍬を手にする。そんな彼らに、さらに苦難が襲いかかる。苦闘の青春を描き、人生の報いとは何かを問う感動の完結編。
■ 著者紹介
三浦綾子(みうら・あやこ):1922年‐99年。旭川生れ。17歳で小学校教員となったが、敗戦後に退職。間もなく肺結核と脊椎カリエスを併発して13年間の闘病生活。病床でキリスト教に目覚め、1952年受洗。64年朝日新聞の一千万円懸賞小説に『氷点』が入選、以後、旭川を拠点に作家活動。98年旭川に三浦綾子記念文学館が開館。
■ 書籍概要
著者 | 三浦綾子 | |
価格 | 740円(税込) | |
出版社 | 新潮社 | |
発売日 | 1982年8月 | |
ページ | 537 | |
サイズ | 15 x 10.6 x 1.8 cm | |
ISBN-10 | 4101162077 | |
ISBN-13 | 978-4101162072 |
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