2010年11月19日金曜日
隣人愛のはじまり―聖書学的考察(シリーズ神学への船出)
マルコ版のイエスとルカ版のイエスでは、隣人愛に対する姿勢がかなり違う。いったいどちらがイエスの「隣人愛」理解なのだろうか。二つはまったく別の出来事を描いている、すなわち、イエスは律法学者と何度か、この主題をめぐって対話したことがあったのだろうか。そうだとしたら、イエスは時と場合によって、まったく違う対応をしていたことになる。
■ 著者紹介
辻学(つじ・まなぶ):1964年神戸生まれ。89年関西学院大学大学院神学研究科博士課程前期課程修了。89年から91年日本基督教団甲子園二葉教会伝道師。91年から95年スイス・ベルン大学神学部に留学、神学博士号(Dr.theol.)取得。97年から2007年関西学院大学商学部宗教主事。現在広島大学大学院総合科学研究科社会文明研究講座教授(宗教学担当)。専攻は新約聖書学(とくに第二パウロ書簡、公同書簡)。
■ 書籍概要
著者 | 辻学 | |
価格 | 1,785円(税込) | |
出版社 | 新教出版社 | |
発売日 | 2010年7月 | |
ページ | 196 | |
サイズ | 18.8 x 12.2 x 1.8 cm | |
ISBN-10 | 4400300013 | |
ISBN-13 | 978-4400300014 |
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