2010年10月25日月曜日
イエスの受難―本当は何が起こったのか
四福音書間で時間の推移や登場人物、そして描かれる出来事まで異なるイエスの受難物語。「歴史」の中で本当に起こったことは何か?本書は、各福音書の受難物語の神学的特徴を踏まえつつ、第二神殿時代のユダヤ文献や当時のローマの法制度といった歴史資料を縦横に使いながら、その歴史的再構成を試みる。ユダヤ人聖書学者であり、死海文書研究の第一人者として知られる著者が、「歴史の真実」に迫る。
■ 著者紹介
G・ヴェルメシュ:1924年ハンガリー生まれのユダヤ人。53年ベルギーのルーヴェン大学から神学博士号取得。65年以降オックスフォード大学オリエント学部に教職を得、最初のユダヤ教学教授に就任。東洋学学会理事長や『ユダヤ研究誌』の主筆などを務める。91年に退官して以来オックスフォード大学クムラン研究フォーラムの所長を務め、その間に死海写本の完全英訳に取り組む。
■ 書籍概要
著者 | G・ヴェルメシュ | |
価格 | 1,890円(税込) | |
出版社 | 教文館 | |
発売日 | 2010年3月 | |
ページ | 215 | |
サイズ | 18.2 x 11.8 x 2 cm | |
ISBN-10 | 476426028X | |
ISBN-13 | 978-4764260283 |
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