2010年11月9日火曜日
「赤十字」とは何か―人道と政治
“赤十字”―日本でのイメージは“病院”くらいだろうか。“赤十字”は実は、要請があれば世界中どこにでもかけつけ、どこの国家にも属さない“中立”な立場で戦争や自然災害による飢餓、医療アクセス不能、家族の離散、都市機能の崩壊・・・などからの救援活動をおこなう“人道”救援団体である。その創始者アンリ・デュナンのように、困難な状況にある人々を敵味方なく救うという意識―“人道”意識を育むことで、日本人の国際感覚を問い直す。
■ 著者紹介
小池政行(こいけ・まさゆき):1951年生まれ。現在、日本赤十字看護大学教授。専攻、国際人道法。77年外務省入省、主にフィンランド、北欧を担当(~94年)。
■ 書籍概要
著者 | 小池政行 | |
価格 | 2,625円(税込) | |
出版社 | 藤原書店 | |
発売日 | 2010年4月26日 | |
ページ | 247 | |
サイズ | 19.2 x 13.8 x 2.6 cm | |
ISBN-10 | 4894347415 | |
ISBN-13 | 978-4894347410 |
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