2010年11月24日水曜日
治癒神イエスの誕生(ちくま学芸文庫)

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人びとが疫病に恐れおののく古代ユダヤ社会。そこでは病人は、神の怒りを招いた罪人として、砂漠の彼方に、すなわち死の世界に追放されていた。
イエスの活動とは、そして原始キリスト教の成立とは、こうした『罪』のメタファから、病人を解放するための闘いの歴史であった。
そうしたイエスの闘いが、いかにアスクレピオスをはじめとする古代の治癒神の地位を脅かし、病人を抑圧していたユダヤ社会の権力機構に挑戦状を突きつけることになったか。そのドラマに迫る。
梅原猛、河合雅雄、作田啓一、谷泰、三木亘とのシンポジウムも収録。多角的な視点から原始キリスト教の謎の数々を解き明かす。
2010年9月24日金曜日
歴史の中の『新約聖書』(ちくま新書)

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『新約聖書』は、キリスト教の流れの中で最も重要視されてきた書物である。しかし、この中に収められた文書を読むと、相互に対立するようなことが書かれている。この事態を理解するには、新約聖書がどのようにまとめられたのか、それぞれの文書はどのような立場から書かれたのかを考える必要がある。また、新約聖書の核にあるイエスの意義と、そのイエスが前提としていたユダヤ教の流れについて知っておくことも必要だ。歴史的状況を丁寧におさえながら読む、「新約聖書入門」。
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