2010年11月8日月曜日
聖書と説教(バルト・セレクション)
ワイマール末期からナチ時代を経て冷戦期に至る20世紀の激動の中で、ひたすら「神の言葉」に耳を澄まし続けた神学者の足跡。E・ブッシュが「1933年の、ユダヤ人に味方する最も決定的な言葉の一つ」と称したローマ書15章の説教も含む。聖書と説教をめぐる代表的論考2編と、1920年代から60年代に及ぶ時期から精選された21編の珠玉の説教。
■ 著者紹介
カール・バルト:1886年‐1968年。スイスのプロテスタント神学者。無名の牧師時代に著した『ローマ書』(第一版1919年、第二版1922年)が当時の思想界に衝撃を与え、弁証法神学の中心的存在となる。ドイツの大学神学部(ゲッティンゲン、ミュンスター、ボン)に招かれて教授となるが、ナチズムと対立して講壇を追われた(その後は母国スイス・バーゼル大学神学部教授)。ヒトラーに抵抗する教会闘争の思想的支柱となり、また戦後は冷戦的思考を批判し続けた。
■ 書籍概要
著者 | カール・バルト | |
価格 | 1,995円(税込) | |
出版社 | 新教出版社 | |
発売日 | 2010年4月 | |
ページ | 622 | |
サイズ | 15 x 10.8 x 3 cm | |
ISBN-10 | 4400301613 | |
ISBN-13 | 978-4400301615 |
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